代表挨拶
私は若かりし時、グローバルな世界における人的交流を目指し日本語学校を創立して、30年間以上にわたり、アジアの留学生を多数日本に受け入れてきました。この経験で一番学んだことは、「どこの国の人もみな同じ人間だ」ということです。また、私はひょんなことから、介護に興味を持ち、専門学校にも通いました。そこで学び得たことは「介護は人間芸術だ」ということでした。すなわち、介護は人間性を究極に高める芸術活動だということです。
今、私は老い始め、人生の晩年に差しかかっていますが、残りの人生をこの「介護芸術」に賭けようと決意しました。長年の日本語教育の経験を活かしながら、外国人介護士の養成、紹介、支援事業を展開する中で、私はこの夢の実現を図っていくつもりです。このことが、働く外国人介護士にも、受け入れる介護施設にも役立つことを祈りながら。
理事長 中坪禎夫
1955年富山県生まれ 京都大学経済学部卒業 商社マンを経て、日本語学校を約30年間経営(日本語教師養成講座420時間修了)。世田谷福祉専門学校にて介護を学び、介護福祉士国家試験にも合格 2012年から放送大学にて、哲学・心理学等を学んでいる。